母親の悲しみー騒音

新しく移った部屋は騒音がひどかった。
一つは部屋のきしむ音、もう一つはリネン室での大騒ぎ。
この改善を、いつも求めていた。 しかし、一切対応はしてもらえなかった。
最初の担当者のI氏に言っても、担当に連絡するとの一言。
ホテル売買の日以来、私のところには顔も見せていない。
母親は、安比高原のホテルに行くのが楽しみであった。
しかし、病気になってしまった。 耳の障害である。
音に敏感になってしまったのである。それで、安比高原にはいけなくなった。
そして、その病気に苦しみ5年後に他界した。
本当に可哀想なことをしてしまった。あの音さえなかったら、ずっとホテルに行けただろうにと思うと悔しい気持ちと、あの耳の障害で悩まされることはなかっただろうにと、いまだに悔いる。
私がホテルさえ購入しなかったら、あんなに苦しむことはなかっただろうか?
聞きたくても、今はもういない。
ごめんなさい。

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